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意外と知らない!?「心の問題」の相談先

こんにちは、いっちーです!

今日は、「心の問題の相談先」についてシェアさせてもらいたいと思います。

「心の問題についての相談先」と聞いて、日本の中ですぐにピンとくる人はどれほどいるでしょうか?

心の相談と聞くと、心理カウンセリングを最初に思い浮かべるかもしれませんが、カウンセリングだけでは解決できない問題もあります。

経済的な問題や職場のパワハラ、家族関係やイジメ問題など、「心の問題についての相談先」はいくつにも細分化されていて、ちょっとわかりにくい印象を受けてしまいます。

とくに、本人の問題でなく家族や恋人などの心の問題について相談する場合、どこに相談に行けばいいのか迷うこともあると思います。

この項では、できるだけわかりやすい形で「心の問題についての相談先」について、少しだけまとめてみようと思います。

それでは、本日もよろしくお願いします。

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意外と細かい、「心の問題の相談先」

心の問題の相談先について紹介、メンタルヘルス

「心の問題のために誰かに相談したい」と考えたときは、できれば対面で話せる相談先をオススメします。

「おいおい、いきなり対面で悩み相談とかハードル高いよ、いっち〜」

と感じられるかもしれませんが、やはり対面で人と話して親身になって対応してくれると、それだけで気持ちが軽くなります。

なにより、目を見て悩みを相談できると、相談される人の意識も変わります。

考えてみてください。

名前も知らない、顔もわからない人からの相談される場合と、わざわざ訪問して、対面で相談される場合では、どうしても対面で相談される方が、親身に対応しようという気持ちになるでしょう?

さらに、担当となる人がついてくれた場合、うまくいけば問題が解決されるまで、対応してくれる場合もあります。

私も臨床の場で、とても親身になって対応してくださるソーシャルワーカーの先生や、ケアワーカーの先生、労働基準監督署の方々に、児童相談所の職員さんなどなど、「この人に当たって良かったな〜」と思えるような、素晴らしい人に何度も出会ったことはあります。

そりゃあ、心の問題の専門家といえど人間ですから、「生理的に相談しにくい」「同性じゃなきゃイヤ」ということもあると思います。

ですが、合わなければまた相談すればいいや、という気持ちで、一度利用を検討してみてください。

「でも、それでもどこに相談に行けばいいかわかんないよ〜」

と感じてしまうあなた。

大丈夫です!

ざっくりとですが、相談先についてまとめさせていただきました。

あくまで感想ベースになりますが、所感をつかんでもらって、とりあえずここに相談に行けばいいんだと、感じてもらえたらOKです。

「とりあえず相談してみたいけど、どこに行けばいいかわからない」

という悩みをまずは解消しちゃってください。

「心の問題の相談先」

心の問題の相談先について

精神保健福祉センター、こころの健康センター

とりあえず心の問題で迷ったらまずはここ!

あまり知られていないけど精神科医に相談できる場合もある。

ただし、「なんでも悩みを親身になって聞いてくれる」と考えると、あんがい塩対応で「思ったのと違う」と感じることもある。

そんなときも悩みの専門機関を教えてもらったり、サービスを紹介してもらうためのワンクッションと考えると良いかも。

行政サービスだけでなく、NPOや有料サービスの紹介などもあるから、こころのケアについての相談先について迷ったらまずはココ。

全国精神保健福祉センター一覧:https://www.zmhwc.jp/centerlist.html

保健所

近くに精神保健福祉センターがない場合はココ

保健センターは各県に1つか2つが通常なので、遠方でなかなか通えない場合がある。

そんなとき、地方自治体によっては精神科医や保健師に無料で相談できる場合がある。

地域のこころのケアについて、ネットの情報やクチコミだと心配な場合でも紹介してくれたり情報をくれたりする。

とくに家族などで精神科に行きたがらない、治療を中断してしまうなどの”医療につなげる”相談や、ひきこもり状態で身体的暴力が発生している場合など、危機介入が必要な相談については保健所が担当することが多い。

市町村の障害福祉窓口、指定特定相談支援事業者、基幹相談支援センター

お役所対応と感じることも多いかもしれないけど、障害による生活負担や福祉サポートについて相談したいときはココ!

正直なところ地域による差がとても大きなところだと思う。

地域ごとにサービスの質も、相談先も違ってくる場合もあるので「心の病気や障害で生活が苦しい」と感じた場合に、まずは地域の障害福祉課の窓口にいくと、次にどこに行けば良いか教えてくれる。

病院からの退院のときに地域移行のためや、市役所などに紹介を受けて利用するイメージだけど、心の問題を軽くするためのサービスを利用したり、経済的な負担や住居問題について相談する場合は結局ココに頼る場合もある。

市町村の子育て支援センター

子どものいじめ問題や不登校やしつけなど、子育てで悩んだらコ

個人的には紹介すると「もっとはやく相談しておけばよかった」と言ってもらえたことが多い。とくに産後に不安定になった気持ちを解消させるためのレクリエーションやヘルパーの情報、サポート支援は知っておくことで心の負担を減らせる。

子育ての悩みは相談しにくいぶん、早めに予防できるたほうがあとあとラクになる。

法テラス

パワハラやセクハラ、借金や相続、果ては学校のいじめにいたるまで、とにかく法律に関することなら無料で相談に乗ってくれる「総合案内所」

利用してみると想像以上に親身になって相談に乗ってくれることがあり、解決できない場合も警察への相談や労働基準監督署への紹介など次にバトンを繋いでくれる。

想像以上に広い範囲をカバーしてくれるから、仕事や学校のことなんかでもとにかく相談してみると一番よく動いてくれる人たちだと思う。

かんたん解説「法テラス」:https://www.houterasu.or.jp/madoguchi_info/houterasutowa/index.html

地域包括支援センター

高齢による心の問題について相談するならココ

そもそも対象になるのが65歳以上の人

介護や医療についての相談だけでなく、心のケアや家族の負担を減らせるようなサービスの利用方法についても相談に乗ってくれる。

ケアマネージャーさんによっては訪問してくれることもある

基本的には本人よりも、家族やご近所さんが心配になって相談する場合も多いので、問題になる前から相談だけでもしておくと、心の負担はだいぶ違う。

みんなねっと

家族が心の問題を抱えてて支えが欲しいときはココ

公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会という、精神疾患や障害がある人の家族の方々でつくった団体。

精神疾患に関する悩みを共有したり、病気についてや地域の医療機関について相談しあえる家族会への参加が行える。

また家族会だけでなく、イベントやフォーラムも行われていて、そこに参加するだけでも困っていることを相談できたり、地域での支援を受けられる場合もある。

最近はオフラインだけでなく、ネット上で相談できる「みんなねっとサロン」も始まった。

みんなねっと:https://seishinhoken.jp/

女性相談所、女性センター、男女共同参画推進センター

女性で家庭や仕事で悩んで”周りに相談できない”ときはココ

DVやパワハラといった暴力に関わる相談のイメージが強いけど、事業所やセンターによって特色が強い印象。

カウンセリングや心理的なケアが充実しているところもあれば、セミナーやイベントが多いところ、図書館や落ち着ける空間があるところ、シェルターの機能を有しているところなど、それぞれ得意分野が地域によってある。

異性だとなかなか相談しにくい、話しにくい、恐いと感じる人では安心できる場面もある。

ほんとうに多種多様な支援があるので、とりあえず覗いて欲しいけど、探すのが大変だと感じる人は下記からとりあえず探してみて。

都道府県・市区町村の男女共同参画・女性のための総合的な施設(8Pから〜)

https://www.gender.go.jp/research/joho/pdf/01-1.pdf

などなど、ここでは書ききれない「心のケアの専門家」の相談先はあります。

ただしネット上だと、相談先について悪く書かれることって多くないですか?

「ネット記事の体験談を読んで相談するのが怖くなった」

「クチコミが良くないから行くのをためらってる」

などなど、

たしかにそういったことも起こりうると思います。

地方自治体や非営利団体が運用していることもあり、管理体制や地域による格差についても問題にされることもあります。

ですが、

「相談してみよう」と思えるだけでも、心のケアに繋がっている、

という気持ちは大切にしてください。

実際に、相談先があると知れるだけでも、精神的な安心感は違います。

クチコミも、うまくいかなかったことほど怒りに任せて書きこまれやすいなど、実態とはまったく違うということもよくあります。

ありきたりな言葉かもしれませんが、「ひとりで悩まないこと」は最も大切な自己防衛のための手段なのです。

外に出られないときの相談先

家の中から心の問題を相談する方法

さて、続いて「外に出られない人のための相談先」についてお伝えしようと思います。

「心の相談室」と聞くと、どこかに通話なければならないイメージを持たれる方も多いと思います。

ですが、「そもそも外に出られないんだけど…」という問題を抱える人もいると思います。

そんな状況に合わせて、まずは電話やオンラインで相談してみる、というのも一つの手だと思います。

「でも、なかなか出てくれないし、根本的な解決にならなそう」

そう考えてしまう人もいるかもしれません。

ですが、これらのサービスを通して、「ちょっとリアルでも相談してみたくなった」と外に出るきっかけになることもあるのです。

実際にさまざまな患者様、利用者の方からも、

とにかくつながらない、本当に話したいときに使えない

なんて話を聞くことがあります。

相談員さんも、サービス運営者にも数に限りがあるので限界はあるのでしょうが…

ですが、そういった残念だと感じる人もいれば、

相談してみて良かった、話せたことで安心できた

と感じてくれた人もいます。

それらも含めて、

どうしても外に出られない、

未成年で親以外に相談とかできない、

といった方では、使ってみたいと感じている人もいるはずです。

本当にどうにもならないと感じたときに、一度検討してみてください。

「外に出られないときの相談先たち」

こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556

日中で「心の問題」について相談したいときにはココ。

地域によっては夜間に繋がらないことがある。

共通の電話番号から最寄りの電話をかけた所在地の公的な相談機関に接続される。

電話で相談可能な場合は、まずこの電話番号にかけるように推奨されるが、そのぶん地域によっては繋がらないこともある。

対応は事務的になることも多いけど、相談内容に対して解決法として専門機関や「心の問題についてつぎにどこに相談すればいいか、どうすればいか」を一緒に考えてくれる。

https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/

チャイルドライン 0120-99-7777

18歳以下で「心の問題」について相談したいときにはココ。

無料で電話でも、チャットでも相談できる。

午後4時から午後9時までしか電話できないし、夕方はとても混むのでなかなか繋がらない。問題は解決するとは限らないけど、とても優しい支援員さんにあたると泣けるくらい優しく話を聞いてくれたりする。

お父さんやお母さんが悩みに共感してくれない、つらいのに話せないときに相談してみると、気持ちはラクになる。

チャイルドライン:https://childline.or.jp/

こころの耳電話相談 0120-565-455

仕事での「心の問題」について相談したい時はココ。

月曜、火曜、土曜、日曜と限られた曜日、時間に電話できる。

産業カウンセラーなど、産業や働くことについての助言やアドバイスをくれる。

担当者によっては問題に対してかなり具体的なアドバイスをくれることも。

自分の心の問題だけでなく、会社の問題についても相談に乗ってくれる。

働く人の「こころの耳電話相談」

https://kokoro.mhlw.go.jp/tel-soudan/#.XfWsxcY9COU.twitter

教科書みたいに読んで「心の支え方」を学ぶための説明書

さて、今回は「心の問題の相談先」についてシェアさせていただきました。

公共の機関や利用者が多いサービスなどを主に紹介させていただきましたが、ここに書かれている他にも、たくさんの民間や非営利の相談サービスが存在しています。

「ちょっといまの悩んでいることとは違うかも…」

そう感じた場合は、まずは最寄りの精神保健センターをぜひ利用してみてください。

全国の精神保健福祉センター:https://www.zmhwc.jp/centerlist.html

正直なところ、これらの機関、相談先にも解決できない問題はあるでしょう。

繋がらない、相談できないといった弊害を感じることもあるかもしれません。

ですが、これらの情報はあなただけでなく、あなたの周りの人の心を支えるための技術にもなってくれるでしょう。

もし、この技術をあなたにおすすめすることで、あなたやあなたの周りの人の心を支える一助が担えたのなら、これ以上の幸福はありません。

ではでは、

いっちーでした。

Let's share this post!

この記事を書いた人

精神保健指定医
日本精神神経学会 専門医

著書『鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング』
https://www.amazon.co.jp/dp/4827212201/

twitterでも硬軟織り交ぜた情報を発信しています。
https://twitter.com/ichiipsy

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